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ガーデニングリフォーム特集  2010/03/05 (金)

敷地内の表土をむき出しにしたままにしては、まず殺風景で味気ない印象。乾燥が続けば、土ぼこりがたちやすく、洗濯物についてしまうし、ご近所の迷惑にもなりかねません。
雨が降れば、泥が跳ねるうえ水たまりができやすく、通るたびに靴が汚れてしまいます。また、雑草が繁茂しやすく、夏場は雑草との戦いに明け暮れることに。そのため、地面の整備は必要不可欠なのです。意外にも整備する面積は大きいため、庭全体の印象を左右する、大事な要素となります。


どれも同じテラスですが、床の面積が広いだけに、カラートーンを変えるだけで、印象はがらりと変わります。白は光を反射して明るく、広い印象に。ベージュはよりナチュラルでアウトドアとの一体感があります。黒は重厚でモダンな雰囲気を演出します。



地面を整備するには、目的をもって デザインするのがポイントです。敷地内を どのような動線で結ぶかによって、小道の位置や形状は変わるし、くつろぎのスペースは どの程度の広さを確保するのかに よって、全体のバランスも変わります。 まずは、「通路」「憩いの場」「植栽スペース」「カースペース」 といった具合に、目的をもってゾーニングしてみましょう。そこから、各ゾーンでどんな素材、どんなデザイン、どんな形状、どんなカラートーンにするか、と いった具合に掘り下げていきます。


基本的には、まず建物の外観にイメージを揃えます。カラートーンは、グラウンド資材はあまりカラフルな素材を使わないので、寒色系と調和しやすいグレーのトーンか、暖色系と調和しやすいブラウンのトーンかに大きく分けることができます。黒や白はモダンな印象を与えやすい色彩です。

また、デザインに曲線を多用すると、広がり感と表情の変化を与え、直線を多用するとシャープでモダンな印象を与えます。これらを使い分けたり、組み合わせたりしながら、デザインの幅を広げていきます。

グラウンド資材としては、石、レンガ、ウッド、モルタルなどがあります。それぞれが持つイメージと、建物や庭のデザインとがマッチするものを厳選し、トータルにコーディネートすることが大切です。



             【資料提供】 東洋エクステリア